婚活に悩む繊細さん（HSP)へ
上手くいくコツ教えます

HSPさんは、繊細で敏感な気質を持っているため周囲に対して人一倍気を使ってしまうところがあり、そのため他人の影響を受けてしまいやすいもの。
家族や周囲の人の言葉や反応に振り回され、望まないお相手との関係を続けていたり
自分を必要としてくれるからという理由で、辛いことばかりの恋愛に見切りをつけられないこともあります。

そうならないためには自分の気持ちを第一にお相手を選ぶようにしましょう。
自分にとってどうしても譲れない点、そしてその許容範囲などを明確にし「本当は自分はどうしたいのか」を最優先に考えるのが自分軸をもってお相手探しをするということ。

自分軸をしっかり持っていることで、お相手に悪いからという理由でNOと言えなかったり本音を言うことが出来なくなることもなく、婚活をするうちに自分の意見を言えるようになり実生活でも良い変化が出てきます。
婚活＝お相手探しと思いがちですが、実は生き辛さをすこしずつ改善していくチャンスでもあるのです。

婚活というと出来るだけ多くの人と出会うほうが良いと思われがちですが、繊細さん（HSP)は初対面の人と出会うだけでも実はストレスになるもの。
また複数の人と同時進行でやり取りをするのも、繊細さん（HSP)にとっては疲れやすいため出来れば一人の人と丁寧に向き合い「次行ってみようかな」というタイミングで新たに出会うほうが心にも体にも負担になりません。

そんなにゆっくりしてたら婚期を逃してしまう、と焦ってしまうかもしれませんが心身ともに疲れてしまってはせっかく素敵な人と出会えてもチャンスをフイにしてしまうこともあるのです。

ついでに言うと、一刻を争う年齢になってからではなく、一人の人とジックリ向き合う余裕のあるうちに婚活を始めるのも繊細さん（HSP）が負担のない婚活をするもう一つのポイントと言えます。

繊細さん（HSP)はSNSなどの情報や他の人の婚活状況と自分を比べて「なんて自分はダメなんだ」と落ち込んでしまうことがあります。
世の中にはキラキラした情報がたくさん転がっていますが、劣等感を持つくらいなら一時的に情報を遮断したほうが婚活が負担になりにくいです。

ポイント1でお伝えした、自分軸がブレる原因にもなりやすいため自分は自分、人は人を貫き人と比べてしまいそうになることからは距離を置くことが無駄なストレスから身を守れます。

繊細さん(HSP)は理想や目標を高く設定していることが多く、お相手にも完璧を求めてしまい「合う人がいない」「好きになれない」など行き詰まることがあります。
これは単な高望みをしているのではなく、自分に足りないところがあると自覚しているからであったり、すべてにおいて納得できるお相手出ないと上手くいかないと思い込んでいるせい。
お相手に求める条件は色々あっても、まずは譲れない条件をいくつかに絞り「悪くない」と思えばお会いしてみましょう。
全てにおいて理想的！と思ったお相手でも、会ってみたらそうでもなかった、ということは婚活ではよくあること。
逆に「良さそうな人」程度でお会いしてみたら意気投合、ご成婚にいたることも本当によくあることなのです。

繊細さん(HSP)は完璧を求める方がいる反面、合わないと思うお相手でも「断ると悪い」「がっかりさせたくない」などの理由で交際を終了できないことがあります。
多くの場合は、意見を言う時もお相手が望むようなことを言ったり、場の空気が悪くならないような配慮をしているため、お相手は勝手に相思相愛だと思っておられたりします。
それが余計にお断りを言いにくくしているのですが、ズルズル長引かせてお互い辛くなるより、無理なものは無理と決断することも大切です。

女性は特に一日でも若い方が良い、とされるためお見合いを次々組んだり、同時進行で複数の方との交際を勧められますが、土日の予定が婚活で埋まっているようでは婚活疲れは時間の問題。
繊細さん（HSP)は人一倍疲れやすい傾向があるため、一つ頑張ったら一人になって心と体を緩める余裕を持つ方が結果的に婚活はスムーズにいきます。
婚活に疲れたら、無理をせず少し休んでみるとまた新たな気持ちでスタートできることもあります。
もう無理～、となる前に必ず休息の日を作る、また本当に疲れたらちょっと婚活を休む。
詰め込み婚活で成婚する人もおられますが、超ゆったり婚活でも数ヶ月で出来る時は出来るのが結婚です。
焦らず頑張り過ぎずが大切ですね。

お相手と出会えたとしても、嫌われたくないと思うあまり繊細さん（HSP)の気質を悟られないように頑張ってしまう方がおられますが、結局頑張りすぎて交際が負担になったり、疲れてしまい急に関係を終わらせたくなったりと、今後の婚活にも自信が持てなくなる可能性があります。
あくまで繊細さん（HSP)は気質ですから、そういう面があるというだけのこと。
隠す必要もないですし、婚活をしている男性には同じような気質の方は少なくないため理解してくれる方は多いはず。
また会いたいなと思えるお相手には、静かなところが好き、人は多すぎない方が好き、一人で考え事をするのも好き、と肯定的な伝え方で話してみると暗い印象を持たれることはまずありません。
つい、苦手なものを「あれも嫌、これもダメ」と言いがちですが、言い方を工夫したり、どうしても言えない場合はカウンセラーや間を取り持ってくれる人に伝えていただくのも良いですね。
我慢は結局長続きしませんので＾＾